愛和とは?

愛和が本と末、原因と結果の関係が愛によって和を得た相(すがた)、和のもとは愛である。そしてこの愛和は、すべての幸福のもとである。愛の本質は「むすびつける」ことである。バラバラに離反している物事や状態を統合し、融合する力、それが愛である。言い換えれば「親和力」となる。その、むすぶ力が場にみなぎり、すべての人(物)が本来あるべき在り方にある状態が和(調和)なのである。愛に満ち溢れていれば、進んで相手に合わせて和合することができる。ここに幸福も平和も実現する。

  • 仕事を愛するということ

貧富の岐れ目、それは、その日その日の仕事を愛しているか、自分の職場を”無上の働き場”と考えているか、共に働く人々を愛しているかにかかっている。

  • 挨拶の実践

心のこもった明るい挨拶は、職場活性化の原動力となる。その企業がどれくらいのレベルにあるかは、従業員の挨拶の声を聞いただけで察せられる。敬いと愛とは、人を結びつける金のひもである。この美しい情が、まず一日の心の交流の始めとして交わされるのが、朝のあいさつである。

  • 和合の秘訣

仲良くするところに全てが生まれ、争う時に一切が壊れる。「愛」は、抱く、暖める。「和」は、万物をそこに生かす。世の中の不幸は、愛和の欠けた事から起こる。そして、人と物と万象と和する秘訣は、自分から合わせることにある。